上田酒店デザイン事務所

MOTTO古いものを新しく、
新しいものを懐かしく

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私たちが心惹かれるものは、古さと新しさのバランスが上手なモノとコト。
“ここはこうでないとダメ”という固定観念を捨て、
引き算したり、掛け算をして、
世の中に、まだ見ぬ新しい価値を提供する。

「新しいのに、どこか懐かしい」
「クラシックなのに、どこかモダン」

伝統と革新が共存できるのは、
古き良きものへの敬意があるからかもしれません。

長い年月のなかで熟成された本質的な魅力を引き出し、
現代において、それがより立体的に見えるように再構築する。

それが、私たち上田酒店デザイン事務所の仕事です。

HISTORY上田酒店とは上田酒店の歴史からデザイン事務所の発足まで

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昭和10年(1935年)、根っからのお酒好きだった
初代・上田徳太郎が、大阪・都島の地で開店した小さな酒屋、上田酒店。
自然災害や大阪大空襲など、店舗は度重なる被害を被ったものの、
「美味しいお酒をお客様に届けたい!」という一心で、
苦難を乗り越え、営業を続けてきました。
その後、昭和63年(1988年)に二代目・上田忠夫が「ワインハウスUEDA」として、
当時はめずらしかったワインのお店へと、
三代目・上田久雄が日本の小さな蔵元のお酒だけを扱う酒専門店「酒高蔵」へと
かたちを変えながら受け継いできました。

「酒高蔵」になってからは、それまでの「町の酒屋」という枠にとらわれず、
多様な事業を展開しています。
梅酒専門オンラインショップ「梅酒屋」の立ち上げ、
お酒をテーマとした飲食店2店舗の運営、台湾で器と梅酒のお店を開店、
海外7カ国への梅酒の展開と、
独自のコンセプトで飲み方や売り方を“デザイン”し、拡大を続けてきました。

そして、そのように、幅広く事業を展開していくなかで、小さな蔵元や飲食店のオーナー、
また、これからお酒に関わる何らかの事業を展開していこうと考える人たちから、
事業の相談を受ける機会が多くなりました。

皆さんのお話を聞く度に、日本には素敵なお酒がまだまだたくさんあるなと感じます。
しかし、そのほとんどが、「発信の仕方がわからない」という理由で、
世の中に知れ渡っていないのが現状です。

これまでも、ご相談に対し、その都度、
酒屋として最大限のアドバイスをさせていただいておりましたが、
細かい部分ではリソースが足りず、サポートしきれない部分もありました。
そこで、今後、より柔軟にサポートをしていくため、
お酒のことをトータルで考えられるデザイン事務所を立ち上げるに至りました。

上田酒店デザイン事務所では、これまでお付き合いのあった、
息の合う協力会社とともに、モノづくりからコトづくりまで、
専門性の高いサポートをしてまいります。

昭和63年(1988年)
二代目、上田忠夫が引き継いだ後も、良い酒を届けるという想いを崩さず、御用聞きや配達などで地域にとってなくてはならない酒屋として営業を続ける。
しかしながらもバブル崩壊、酒販免許の自由化、安売りなどで存続が危ぶまれる時期が続く。

平成12年(2000年)
三代目、上田久雄が入店し、地域に愛される専門店であり続けたいという願いを込めて「上田酒店」から地元「高倉町」の名前を使用し、「酒 高蔵」に店名を変更。

平成17年(2005年)
日本で最初の梅酒専門店「梅酒屋」をインターネット上にオープン。

平成20年(2008年)~平成22年(2010年)
楽天市場において3年連続で「SHOP OF THE YEAR」を受賞。
梅酒の大きなムーブメントを起こす。

平成25年(2013年)
材木倉庫として使われていた築四十年の古いビルをリノベーションし、新業態「和ピザ covo」を併設した店舗をオープン。
イタリア語で秘密基地という意味の「covo」とお酒の発酵に欠かせない「covo:酵母」が詰まった空間はいつも地元の人で賑わう。

平成26年(2014年)
台湾、台北の中心地である中山駅の赤嶺街に海外初出店となる「小器梅酒屋」をオープン。
梅酒100種類を超える専門店は日本でも珍しい中、梅酒のあるライフスタイルを提案する画期的な店舗。

平成28年(2016年)
酒屋の一角でお酒が楽しめる「角打ち」を併設した「酒 高蔵/コメノハナ」を大阪天満宮前にオープン。
日本人の食文化に根付いた酒粕、味噌、塩麹など「糀」をつかった肴と美味しいお酒を楽しめる新業態。

令和元年(2019年)
創業時の屋号である「上田酒店デザイン事務所」を開業。
デザインしないデザイン、クラシックを知りモダンであれを指針に、人の琴線にふれるようなデザインを提案していく。

WAY OF THINKING上田酒店デザイン事務所が
大切にしている考え方

03

「クラシックを知り、モダンであれ」

  • シンプルであること
  • デザインをしないこと
  • 引き算ができること
  • 華美ではなく、似合っていること
  • 粋であること
  • 大人に伝わる価値があること
  • つながりを生み出すものであること
  • 時間とともに熟成されていくものであること

「なんとなくイイ」ものの「なんとなく」を見極める。
「それっぽく作る」ではなく、「本物」を探求すること。

BUSINESS FIELD事業領域できること

04

モノづくりから、コトづくりまで。

お酒の共同開発やパッケージ・ラベルのデザインなど、商品づくりはもちろん、
その商品を介して得られる体験(コト)をかたちにし、
世の中に発信していくお手伝いをしています。

そのお酒が生まれた土地、
そのお酒を生み出したひと、
そして、そのお酒が生まれたストーリーを汲み、
消費者がより価値を感じられるようにそのお酒の本質的な価値を問い直し、
時代のニーズにあわせて、最高のかたちで「お酒が生きるシーン」を創りあげていきます。

私たちは自社「上田酒店」でさまざまな事業に投資し、
たくさんの失敗や成功を重ねてきました。
過去の実体験や、お店にいらっしゃる消費者の方々との
日々の会話から培われた「肌感覚」を活かして、
商品開発や販売、プロモーションのご提案ができることを強みとしています。

HISTORYメンバー

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上田久雄

CEO(chief executive officer)

上田 久雄

「難しくて、面白くて、誰もやらないコトだから自分たちがやる。」
酒屋の三男として生まれ、小学3年生から始めた野球は高校時代ドラフト候補として活躍。大学まで12年間続けたスポーツから戦略的アイデアを学び、前職のブライダルプランナーからは付加価値の意味やライフスタイルの在り方を学ぶ。廃業寸前の酒屋を再生させ、新しい酒屋像を描くのは、「温故知新」を自分なりに解釈した「クラシックを知り、モダンであれ」という座右の銘を実践するため。

楊嘯

CGO(chief global officer)

楊嘯

「国を超えて、言葉を超えて、時代を超えて伝わるモノ。」
中国深圳出身。2000年に来日、立命館アジア太平洋大学卒業。数社の日本企業で勤務したのち、2013年「JAPAN QUALITYを世界に広める」をコンセプトに株式会社海琳堂を設立。日本産酒類の輸出に力を入れ、自身も唎酒師・日本酒学講師といった数々の専門資格を取得。2017年には「sake shop & bar 海琳堂」をオープン。「日本の酒」の新たな未来を描くべく奔走している。

谷川純平

CDO(chief digital officer)

谷川 純平

「気持ち悪いのギリ手前」
17歳でロンドンへ短期留学。18歳でデザイナーを目指し制作会社に入社。次第に個人での受注が増え、23歳でフリーランスに、26歳ぐらいで会社を組織化し現在に至る。現在の肩書はアートディレクター兼コピーライター。特技は効率化・体系化・全力本音のぶつけあい。

野村いずみ

CPO(chief print officer)

野村 いずみ

「こだわらず、とらわれず、仕事と印刷をとことん楽しむ。」
子供の頃から父の営む印刷工場で遊び、学生時代も印刷補助や製本作業を手伝う。卒業後、家業でアルバイトをしながら夜間グラフィックデザインを学び、現会社に就職、28歳で代表取締役に就任。活版印刷のECサイトの他、2018年体験型の活版印刷のショップをオープン、印刷会社としての新しい領域と表現に挑戦中。

神川ちなみ

CBO(chief brand officer)

神川 ちなみ

「新しいアイデアとは、新しい場所に置かれた古いアイデア」
美大卒業後、旅館・ホテル専門の広告会社やデザイン制作会社でCI・VI・商品企画ディレクション、パッケージデザイン、ブランディングに携わる。日本で最初の梅酒専門店「梅酒屋」では多くのラベルデザインを制作し、麹室にも入る酒造りの分かるデザイナー。キャリアコンサルタントの資格を活かし、つくり手の想いの奥にある見えない世界を表現する。

大友貴之

大友 貴之

「変わることと変わらないことの追究」
デザイン専門学校を卒業後、グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート。紙媒体全般のデザインを手掛け、リノベーション会社のインハウスデザイナーではブランディング戦略を学ぶ。その後、時間をかけて磨かれてきたモノだけが放つ雰囲気に魅了され、活版印刷の世界に足を踏み入れる。人や地域により近い立場で、温度感のあるモノづくりを表現していきたい。

河合真樹

河合 真樹

「見えない大切なモノが詰まった空間を設計する」
フリーの内装設計デザイナー。12年間の設計事務所勤務中に飲食店を中心とした店舗設計や住宅リノベーションを多数経験し、食に関わる空間作りに必要なデザインプロセスを習得後、独立。クライアントの想いや生き方を理解し、空間のなかに表現していく。3D表現を積極的に採用し、イメージを共有しながら進めるプロジェクトスタイルを大切にしている。

丹治徹也

丹治 徹也

「時代を超えて、いいものを作りたい」
1980年岡山県生まれ。兵庫県立但馬技術大学校建築工学科卒業後、 兵庫県の建設会社に入社。店舗事業部にて現場監督、職人として大工・家具製作にも携わる。多くのインテリアデザイナー、建築家から現場でデザインを学ぶ。 2011年に独立、関西を中心にデザインを意識したプロジェクトの設計・施工を手がける。

玉山弘季

玉山 弘季

「日々の暮らしの中に溶け込み、愛される器をつくりたい」
大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業後、窯元で学び大阪玉造に陶芸工房を構える。和・洋問わず、現代のライフスタイルに寄り添うことのできる器、日々の暮らしに彩りを添え、豊かな時間を作る器。お酒が美味しく飲める器。永く使い続けることで、親友や恋人のように愛される器をつくりたい。